2000年6月 

設  立  趣  意  書

      インターナショナルVIPクラブ<神戸>一同 

   私達は、ビジネスマン(ウーマン)・専門職としてこの世に遣わされています。これは、神様が私達に与えてくださった会社や事務所、資産、地位 、才能、技術など職業上の賜物を生かして、私達と同じような環境におられる方々に福音を宣べ伝えるためであります。

その使命を効果的に果たすため、私達はこの度インタ?ナショナルVIPクラブ<神戸>(以下「本会」という)を設立致しました。

「VIP」の名称は、旧約聖書・イザヤ書第43章4節の「わたしの目にはあなたは高価で尊い」 Very Important Person in Godユs eyes の理念に基づくものであり、私達の名声を誇示するためのものではありません。

本会は、下記のような経緯と理念をもって設立することを決意しました。

 記

  一、本会設立の経緯
  最近の東京や大阪におけるインターナショナルVIPクラブをはじめとするビジネスマン伝道の活発な動きに刺激され、2000年1月、神戸でも「こうした方々に対する伝道のために立ち上がろう」と数人のクリスチャンが話し合い、まず祈り会から始めることを決めました。

 同年2月、インターナショナルVIPクラブ神戸祈り会(以下「祈り会」という)がスタートしましたが、 「祈り会」では、ビジネスマン(ウーマン)伝道に重荷をもっている人であれば、教団・教派を超えて誰でも受け入れること、職業柄「先生」の敬称で呼ばれる人であっても、祈り会の中では互いに「さん」付で呼び合うことなどを決めました。

 私達の大きな目標は、この集まりが単に祈り会だけで終わることなく、外に向けてビジネスマン(ウーマン)伝道ができるようにということであります。

 そして、神様は、この「祈り会」を大変祝福してくださり、祈りの勇士を増し加え、3月には、「6月に定例会をスタートさせる」という具体的な夢を与えて下さり、私たちは第一回例会をもって本会を正式発足させることとしました。


  二、本会の基本理念
 1、 ビジネスマン(男女を問わず、専門職、定年退職者、求職中の方、パート等を含む)に伝道することを目的とする
本会は、神様を知らないビジネスマン(ウーマン)に福音を宣べ伝えることを目的とするクラブであり、クリスチャン同士の交流を深め合うことを目的とするものではありません。従って、本会は基本的に霊的な戦場であります。

 2、 ビジネスマンにはビジネスマンのようになって福音を伝える
私達は、その多くがビジネスマン(ウーマン)であり、私達が福音を伝える相手も、その多くが同じビジネスマン(ウーマン)です。 ですから、私達は、こうした方々にできる限り違和感のない方法で福音を伝えます。

 使徒パウロは次のように言っています。メ私はだれに対しても自由ですが、より 多くの人を獲得するために、すべての人の奴隷となりました。ユダヤ人にはユダヤ 人のようになりました。それはユダヤ人を獲得するためです。律法の下にある人々 には、私自身は律法の下にはいませんが、律法の下にある者のようになりました。 それは律法の下にある人々を獲得するためです。ノ弱い人々には、弱い者になりま した。弱い人々を獲得するためです。すべての人にすべてのものとなりました。そ れは、何とかして、幾人かでも救うためです。私はすべてのことを、福音のために しています。それは、私も福音の恵みを共に受ける者となるためなのです。 (コリント人への手紙第1第9章19〜23節)

 3、 ビジネス社会と教会との間の懸け橋となる
福音に接したビジネスマン(ウーマン)をイエス様のもとにお連れすること、そして、教会に定着するようにすること。これが本会の最終的な目標です。


  三、本会の特徴
 1、 宗教色を嫌悪するビジネスマンにも福音を伝える
神様を信じていない方々と一口に言っても、聖書や教会に関心のある人、無関心な人、宗教色に嫌悪感を抱く人など様々です。 私達は、教会や牧師が入り込みにくいやの人々にも来てもらえる集会を目指しています。 もちろん、現職のビジネスマン以外の方々でも参加希望者は喜んで受け入れます。

 2、 異業種交流を目的としたクラブ
スピーチの他、プレゼンテーションタイム(会社、商品、自己PRなど)とフェローシップタイム(食事、名刺交換)が中心になります。 互いの交流をしやすくするためであれば、出席者の肩書(職種)の入った名簿を作成し、出席者全員に配布することも行います。

 3、 宗教色を控える
前記1の目的達成のため、全体の場ではできる限り宗教色を出さないようにします。 したがって、祈りはなく、教会独特の用語(兄弟姉妹、証など)も、できる限り使用しないようにし、讃美も工夫します。

 4、プレゼンテ?ションタイムとフェロ?シップタイムの重視
各個人のPRの場であるプレゼンテ?ションタイムでの発表内容と、個人間の交流の場であるフェロ?シップタイムでの会話は自由です。 これらの時が、前記のやの人々に,もしあるとすればそのクリスチャンに対する垣根を取り払い、かつ、私達の証を通 じて福音を伝える良い機会となるためです。

 5、祈りの重視
祈りなくして伝道は不可能です。霊的な戦場である本会のために、継続的な祈りの場を設けます。
                                                  以上